60%生活

足し算より引き算

いらない気遣いのある空間

3ヶ月ぶりに美容院に行った


美容院ほど気を遣う場所はない気がする


保護者会・パートの面接・初めてのデートと同じように「到着時間」から気遣いは始まっている


あまり早く着いても、美容師さんに「前の客早く終わらせなさいよ」と無言の圧をかけることになりそう


と考えた結果、予約時間の2分前が私にとってのベスト入店時間


今回もその時間に到着し、順調に席に通されたけど、電話がひっきりなしにかかってくる


「みんなホットペッパービューティーから予約しないのね…」とボンヤリ考えながら、美容師さんの慌ただしい雰囲気を察知して私の心もザワザワしはじめる


美容師さんはなんとか対応しつつ「髪型どうしますか?」と聞いてくれる


ここで私の過剰な自意識が出るのだけど、こうしたい髪型の画像を見せられないのだ


「お前の顔で・髪質(多太剛)で・年齢で…?」と思われたくない


美容師さんは私のむにゃむにゃした説明から何かを感じ取り、なんだかんだで結局理想の髪型にしてくれるのだけど、パッと画像を見せられた方が100倍楽でしょうね


で、シャンプー中は例の問いかけ(かゆいところは…)に答えながら「問いかけ制度ってなくならないのかな…」と考える


今まで100回以上美容室に来てるけど、他のお客さんが「ここかゆいんですけど」と返している場面を見たことがない


そして、美容師さんが頭を持ち上げるタイミングでこちらも少し力を貸すのを忘れない


で、カット中は雑誌を見たり美容師さんと話したりするのだけど、「私どんなトーンで美容師さんと話してたっけ」と毎回探り探りになる


あと、隣に座ったお客さんが美容師さんと楽しそうに話していると、私が黙って雑誌を読んでいるのがなんか申し訳ないと感じて、無理やり話題を探して話しかけてしまう


逆に静かだとこちらもあんまりはしゃがないようにしようと気を引き締める


もちろん、雑誌に夢中になって頭が下がらないように気をつける


唯一マッサージ中だけがリラックスできるけど「こいつ異様に肩ガッチガチだな」と思われたら恥ずかしい、という恥じらう乙女の気持ちもある


お会計も荷物を受け取る時も上着を着せてもらう時も、すべてスムーズに済ませ、さっとお店を出る


ー今日も自意識との戦いだったー


戦いに勝ったか負けたかはどうでもいい、イケてる髪型になったのだから


そして気遣い通しの美容院に5年通っているという事実…


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