60%生活

ひねくれ日記

理想なんて真っ先に背負い投げ〜

20代の頃、コムデギャルソンの服とかエステの美顔コースとか資格取得のための勉強代とかにお金を使っていた。それらはすべて「より良い自分になる」ための武装代だった。


当時は「今の自分は本当の自分じゃなくて、もっと美しくておしゃれでいい仕事をしている私が本当のはずなんです」と毎日思っていた。結局、コムデギャルソンの服は似合っていたとは言えず、資格は取っても仕事に活かせなかった。また、理想と現実のギャップを嘆き、お菓子を暴食してストレスを発散する日々だったので、美顔の夢も叶わなかった。


理想が高いって疲れるよなぁ…と今思う。20代なんて黄金期なのに、全然幸せだと思ってなかった気がする。彼氏ができないのも、給料が安いのも、友達が少ないのも、全部「理想の私」じゃないからだ…と、思考が完全に凝り固まっていた。


この思い込みの激しさは10代の頃からで「胸より腹の方が出ているような女(貧乳です)はセックスしちゃいけない」という謎の思考から、処女を失うタイミングを二度ほど逃したくらい。自分で作り上げた理想に縛られて、勝手にこんがらがってもがいてる。自分が自分を肯定してなくて、本当に生きづらかった。毎日眉間にしわ寄せて生きてた。


それがどうでしょう。あらゆることを諦めた今、まー楽。正社員になるとか、良妻賢母とか、子供をそこそこの大学に入れたいとか、着飾って若く見られたいとかを次々に背負い投げしてみると、十分幸せな現実の私がいた。


定期的に自分のできなさにネガティブになることはあるけど、素のままでいいって思えばネガティブも背負い投げ。化粧っ気がなく白髪混じりのオバハンではあるけど、眉間にしわは寄ってないぜ。


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